はじめての納品

「作品を納めて欲しいです」とご依頼頂いてから一年。
去年パン屋さんの松川くんを彫り
お伝えしてからちょうど一年の12/15。

@ueda_museumshop さま
上田市立美術館ミュージアムショップさまへ納品させて頂きました。

ずっと自分らしい作品てなんだろう…を問いながら木彫りと向き合ってきました。
「よるくま」の作品をきっかけに自分の持っている気持ちを表現したい
泣いている熊を彫った時に自然と素の自分が出てきて
泣いてもいいんだよと言われている気がしました。

コロナ禍真っ只中で泣きたいけど泣けずに我慢している自分や周りがあって
彫りを練習しているうちに癒されていく自分がいました。

彫りを重ねるうちに泣いているように見えても
実は
笑い泣きかもしれない
恥ずかしいーって恋バナをしているかもしれない
眠いね〜って目を擦っているかもしれない
かくれんぼしているかもしれない

手に取った人のその日の感情に寄り添う熊さんが出てきました。
ちいさい姪っ子が「かわいい〜!」と触ってくれたことや
アドバイスをきっかけに自然塗料を使用しています。
舐めても安心な塗料柔らかい質感で触っていたくなる熊さんです。

自分らしさをより表現したくて珈琲好きな私はカップをつけました。
カップがあることで自分の伝えたい世界がひろがる不思議さ
その日の様子で中身を想像しながら
手に取ってくださった方が楽しく過ごしてくれるといいな
そう思いながら納めさせて頂きました。

お忙しい中、アドバイスをくださった徳武忠造先生
従兄弟の和伸兄ちゃん
@kazunobushoji さん
ありがとうございました。
これからも楽しみながら納めさせて頂きます^^
よろしくお願いいたします。

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#加藤佳子
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#木彫熊